2015/06/27

ちょっといっぷく・・・【 飲んだ後のシメといえば・・・ 】 

 

お酒を飲んだ後、シメに何を食べたくなりますか?


シメに何か食べたくなるというのは、生理的にも、当然の生理現象のようですが、


不思議とシメに食べるものといえばラーメンが多いですよね


【締めのラーメン】という言葉すら検索ワードにあるくらいですから 

 
調べてみるとお酒を飲んだ後は体が塩分を欲しがるので


塩分の多いラーメンを食べたくなる欲求は自然みたいですね


深夜も営業しているラーメン屋さんを眺めてみると


ラーメンはもちろん、不思議とチャーハン、餃子が必ずと言っていいほど


メニューに入っているというのは、面白いですよね


確かにどれも飲んだ後に食べるのはウマいんでしょうね 


そういいながらも、実は私、シメにラーメンを食べたこと


もう記憶にない位前の話で、今じゃ付き合いで食べることはありますが


回りも年代的に、さすがにラーメンという方も少なくなったので


ラーメン屋さんに誘われることすらなくなりましたね


個人的には、私はやっぱり、俄然食べたくなるのは、ソバですねぇ


夏は『冷したぬきそば』、冬は『鴨せいろ』、最高ですね!


以前は回りが行かなくても、1人でもシメに食べに行っていたものですが  


40代になった辺りから、飲んだ後に1人前食べるのがツラくなってきてしまい


食べたいなぁと思っても、足がそば屋さんへ向かなくなりました


お蔭で、徐々にシメの麺類とは疎遠になっていきました


でも、この『シメの〇〇』という飲んだ後の習性とでもいいましょうか、


体が欲するというのも、そうでしょうが、きっと他の意味合いもあるんじゃないかな


1次会、2次会と飲んで、さあお開きとなった後となると、


やはり気心のしれた者同士が集まりやすくなるもの


そうなると、自然とそれまでの飲み会では話せない話題も出てきたりするものです


シメのシーンというのは、不思議と≪胸襟≫を開きやすいんじゃないでしょうか?


だからラーメン屋さんというのは考えてみるとタイミングや様々な条件が揃っていますよね


まずラーメン、食べたいかどうかは別として、誰でも食べられる国民食だということ


そして、お店に入って座ると、注文の前か後は別として、水が出てきて、ほっと一息つける


そして、何を頼むにしても、考えることが必要ない・・・ラーメン、餃子、チャーハン、ビール


それに、どれを頼んでも、どこで食べてもあまりハズレることがない安心感がある


また、注文してから出てくるまで、適当に時間がかかるというのも頃合いが丁度いい


加えて、料金も1000円もあればお釣りが出る程度だから、


オゴったり、オゴられたり、割り勘にしたり・・・適度に社会的な経験も出来る


飲んだ後のシメというのは、もしかしたらとても大切な社会活動の1シーンなのかもしれませんね 


個人的には、実はもう少しヘルシーなシメの定番はないものかと考えたことがありました


でも最近、気が付きました


きっと、健康的じゃないよなぁということを理解し、自覚しながら食べることに


飲んだ後のシメとしての意味があるんだろうなぁってことにね ♪


ヘルシーな飲んだ後のシメというのは、気の抜けた炭酸ジュースみたいなものかもしれませんね





2015/06/17

ちょっといっぷく・・・【 大人気って・・・痛し痒しなんです 】 



ウイスキーのハイボール、人気があって結構なことですよね


個人的には、やはりウイスキーは大好きですが、やはりロックや水割りがいいですねぇ


ハイボールは、炭酸の強弱や量の加減で自分好みのバランスがあるのですが


中々自分好みのハイボールにお会いしたことがないこともあるもので(笑)


で、ウイスキーと言えば、あの朝の連ドラのお蔭?せいで?売れているウイスキーご存知ですよね?


竹鶴正孝さんをモデルにしたドラマだったおかげで


ウイスキー【竹鶴】が今年に入ってからスゴイ人気なんです、特に北海道はスゴイそうです


【竹鶴】というウイスキーブランドも種類が沢山あって


特にビンテージアイテムが今年度に入ってから品薄なんです


メーカーさん側も、ここまでの人気は大変喜ばしいことなんですが、


実は、この人気がある意味悩みの種だったりするんじゃないかなぁ??


ただ、ウイスキーという商品の特性上、


原酒の絶対数量が決まっており、急な増産が難しく、


人気が出るとすぐに需要と供給のバランスが維持できなくなる


これが何よりツラいでしょうね


ウイスキーは出来たらすぐ商品として市場に供給することが出来ません


多少なりとも木の樽の中での熟成期間が必要ですし、


熟成が終わっても、定番アイテムであればブレンドであったり、味わいの見極めであったり


ブランドコンセプト、味わいに則した製造プロセスがしっかりあります


だから、ハイ、蒸留完了しました!ハイ、瓶に詰めました!ハイ、売ります!


とはいかないんですよね


それに、もし完璧に品切れしてしまい、市場から商品がゼロになったとしたら


商品の発売自体をやめなければならない事態に陥ることだって予想されます


これはウイスキーに限ったことではありません


こだわった商品にはお酒のジャンルを問わず往々にしてあることです


人気が出て、売れ行き好調な状況を、大手を振って喜ぶことは出来ないのです


今回の【竹鶴】の場合、業務用や贈答需要のある高級アイテムが全く品薄になりました


12年熟成、17年熟成等、時という贅沢を楽しむアイテムですから


夜のスナックやクラブなどの料飲店さんや、中元歳暮のギフト商材での需要と限定的でした


それに【竹鶴】というブランドが、ウイスキーファンのこだわりへ対応していたブランドゆえ


一般消費者からの広い支持というよりも、ファン層や利用シーンが限られた顧客がメインでした


そんな動きを見せるブランドが、一般消費者や今まで他社ウイスキーを飲んでいたユーザーまでも


【竹鶴】を飲んでみたいという動機からか、触手を伸ばしてきたために、品薄状態になりました


『テレビを見て、どんな味なんだろう?飲んでみたいなぁと思って』


・・・こういうお客様が、5,000円以上もする高級ウイスキーを


果たして今後も末永くご愛飲してくれるでしょうか?


今じゃネットで、上代5,000円位のアイテムが、平気で10,000円超えて紹介されてましたね(悲)


もしかしたら、来月になったら、パタッと引き合いがなくなるかもしれません


もしかしたら、来年になっても、この人気な状態が続くかもしれません


品切れさせないように少しずつ売っていくと、もしや売れ残ったら・・・


売れる時に売ってしまえ!となると、それはそれで売上等様々に影響してくるし・・・


パチンコの大当たりだって、当たっている最中に球が切れたらまずいんですよね?


売れる時に、売るものがないというのは、困ったもんなんですよね


だから爆発的人気であったり、全国区で人気沸騰中!なんていうのは良し悪しですよ


人気が出るにしても、やはり『ほどほど』がいいですよね、『ほどほど』が


買いに行けば、なんとか買えるか、もしくは品切れでもちょっと待てば買える


・・・こんな『ほどほど』の人気が長く続いてくれるのが何より商売側からは嬉しいはず


お客さんの側だってそうですよね!


適度に手に入って、買うことが出来るほうがありがたいはずなんです


人気が出るって、いいことばかりじゃないんです、本当に痛し痒しなんですよねぇ