2015/03/27

ちょっといっぷく・・・【 あなただけの春って? 】


泥やホコリで汚れた歩道と車道の際には、まだ雪の山が残っていて、道路もホコリっぽく、


排水溝が雪で閉ざされているから雪溶け水が行き場を失って、それが大きな水たまりを作っていて


ちょっと温かくなると、腕まくりをした人たちが汗をかきながら雪山を一生懸命崩している・・・


軒から滴る雪解け水が、雪山の尾根をとかしどんどん深くなっている”谷間”


自転車に乗りたくてウズウズしていたせいですごく嬉しそうに自転車を走らせている子供達


平日なのにガソリンスタンドには洗車のために並んでいる車の列


・・・これらみんな、私にとっての春の風景のほんのワンシーンなんです


決して何か特別な光景ではありません


ひとつの光景が、他の背景と絶妙にコントラストを作っていくからそう感じるんでしょうね


桜が咲いて、花弁が舞い散るイメージ映像みたいなかっこいい光景も


もちろん誰もが連想する春を楽しませてくれることでしょう


でも、何気ない風景に潜む、何気ないコントラストが私は何より春を感じますね


これから4月を迎えると、春ももっと色鮮やかに変わっていくんでしょうね


待ち遠しい気もしますが、このまま時間が止まればいいのになぁとも思いませんか(笑)


皆さんの春はどんな光景でしょうか?


目に見える今だけの、あなただけの春、これから存分に楽しんで下さいね ♪



2015/03/11

ちょっといっぷく・・・【3.11が教えてくれたこと】


東日本大震災で被災された方、お身内がお亡くなりになられた方


改めまして、本当に大変な思いをされて心からお見舞い申し上げます





あの日から、もう4年も経つなんて本当に月日の過ぎるのは早いものです


遠く離れた北海道でも、あの日のことは鮮明に覚えています


テレビの中の映像が、まるでドラマの特殊撮影や資料映像のようで


ひっきりなしに 『これって今起きていることなのか?』、『この映像って本当なの?ウソだろ?』


って心の中で問いかけていたことを思い出します


 あの日から、連日テレビで報道された災害の様子を見ながら


お酒って、こんな大変な状況のもとじゃまるで役に立たないものだなって感じてしまいました


水がほしい、ライフラインの復旧が、食料が、生活物資がって


生き延びるのに、その日をやり過ごすのに精いっぱいの日々


加えて、身内やご近所さん、友達、知り合いの安否さえわからない状態が


住み慣れた町を離れなきゃならないくなった人や、


原発が原因で地元を追われた方たちだって沢山いたのに


お酒は飲める人の憂さ晴らしにはなるかもしれないが、


飲めない人や子供たちにとって、何の役目すらない


水の代わりになるわけでもなければ、命をつなぐのに必要なものなんかじゃない


確かに生き伸びていく術が整ってきてからであれば、


お酒も何らかのお役に立てることもあるでしょうが・・・


そう考えると、お酒屋さんである自分が当時は本当に情けなくなりました


直接被災地の復興や復旧に関われるわけでもなく、無力感さえ感じていましたし


被災地のため、大変な思いをされている人たちのため、何ができるかと言われても


頑張って!ご無事で!と願うことしかできなかったというのが、本音でした


でも、ある頃から、何も出来なかったとしても、同じ日本国民として、あれだけの犠牲や被害から、


何かを学ぶことだけは出来るんじゃないか?というように考えるようになりました


あの状況をテレビの画面からではありますが、目の当たりにして


災害の時に何が出来るかといえば、何も出来ないんだろうということだけはわかりました


ということは、日頃からできることを自分の立場をフル活用して頑張るしかないんじゃないか


だとしたら、自分は地域の人々がお酒に関わる場面でお役に立てるお酒屋さんになることを


念頭に置きながら商売をしていこうと思うようになりました


震災が無かったら、果たしてこんな風に考えるようになったかは疑問です


地域で根を張って商売をさせて頂いているからには、


せめて地域の人たちの消費のシーンのお役に立てるようになることが


大切なんじゃないかと教えてもらったような気がします


これからも毎年3.11は必ず訪れます


この日が来ることで、こういう思いを再確認しながら、日々頑張ってみようと思います 



2015/03/07

ちょっといっぷく・・・【いつもその手の”ダシ”に使われる】

『酒席の後であったとはいえ、私の軽率な行動により・・・』


まあ、ご存知の方はご存知の有名?政治家の書面による謝罪文書の出だし部分


これ以降の内容については、この記事の趣旨とは違うので割愛しますが


なぜにいつもながらお酒を都合よく”ダシ”に使うんだろう??


お酒のせいにして、自分の行動を正当化したり、


まるでお酒さえ飲んでいなければ、こんなことにならなかった!みたいな


都合のいい言い訳の材料にされたりするのを見て、いつも残念で腹立たしい気持ちになります


飲酒運転だってそうだし、最近ではDVだの、虐待だの


前述の政治家だって、もう50代という立派な大人で、お酒を飲んだ時の自分の酒癖だって


十分理解できる年だし、きっと回りもご自身もしっかりと把握しているのだろうに


それでいて、お酒を飲んで醜態をさらしてしまったら


お酒の席であったわけであるが・・・みたいな前置きを付けたりして


軽率な行動をしたこと、政治家として云々は正直どうでもいいです


何につけ、軽率な行動の原因がお酒であるかのようなあの文章はいかがなものか?


じゃあ、飲酒運転だって、お酒がああいう運転をさせたから・・・ってなるのかぁ?


運転する以上、お酒を飲まないという最低のルールを守らなかった人間のせいでしょ?


そうはいったって・・・という声も当然あるでしょうが、


社会問題になっている飲酒運転でさえ、防止したり、飲酒運転が出来ない状況を


作るような法律の整備や、社会の動きも見受けられませんし、


飲んで乗る人の罰則を強化する位でオシマイ


そういうことをさせない仕組み作りや、そういう言い訳を断罪する世論が育たなければ


正直、いつまでたっても、お酒はきっと都合のいい”ダシ”に使われ続けるんでしょうね


これから送別会や謝恩会、卒業等、お酒を飲む機会が増えることと思いますが


是非皆さんは、お酒を”ダシ”に使うようなことのないようにして下さいね


美味しいお酒が台無しどころか、育んできた人間関係、信頼関係まで台無しにしてしまいからね ♪

2015/03/03

ちょっといっぷく・・・【ひなまつりだしなぁ・・・】

 

丁度グッドタイミングで鶏のモツを頂いた


それも雌鶏のモツ!


そういえば、明日はひな祭りだなぁと思い


早速に甲府鳥モツ煮テイストにお酒のおつまみを


スタジオで作ってみちゃいました


メチャメチャ簡単だったし、以外に卵が満載のモツだった


味見してみて、こりゃぁ、焼酎があうな~


と思いつつ、日本酒をチビリチビリ


切れ味のいい辛口の日本酒でも抜群でしたね!


スタジオの稼働を始めてからというもの、


20代の依頼約20年ぶりかで、料理が面白くなってきた


味の好みも20代の時と今とではさすがに変わってきたし、


当時ならまず作ろうと思わない料理にも興味がわいてきた


お酒だって、ひなまつりなんだから白酒でも召されてみましょうか


・・・白酒を飲みながら鶏モツ煮


・・・こんなひなまつりがあってもいいですよね、男の子なんだから(笑)